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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2019年9月

皆様、こんにちは。
お元気ですか?
季節の足取りは確かに秋に向かっていて、
夜はかなり過ごしやすくなりましたね。

こうして巡る確かな季節と共にある
日本の風景を、大事に味わいたいなと思います。

…といいつつ、私は先月末より、
フィレンツェにおります。
10月に一時帰国して、
「秋の集い」を開催いたしますが、
それまではイタリアの地で、
アート修行に励む予定です。

ルネサンスの街—花の都ともいわれるフィレンツェは、
文字通り、お花がいっぱいで、
ここはいつの時代なんだろう? というような
中世の古い建物がたくさんあります。

今にも、神曲をかいたダンテや、
ミケランジェロ、ラファエロらが出てきそうな
独特な雰囲気があり、
絵の本場で、ひたすら初心に帰って学んでいる、
という感じです。
帰国時には、いろんな面白いエピソードも、
お伝えできると思いますので、
楽しみに待っていてくださいね。

また、日本を少し離れたからこそ見える、
日本の素晴らしさや不思議な点なども、
一緒に分かち合えたら嬉しいです。

さて、今月の雅楽をお伝えします。
今月の雅楽は、迦陵頻(かりょうびん)。
これは極楽浄土の鳥といわれる迦陵頻伽から来たもので、
四人の童舞が基本となっています。
可愛らしくて優雅で美しい雅楽です。

ぜひ、ご覧くださいね。
そして、音楽を聴きながら、
あらためて、日本の古典音楽—雅楽についての
基礎知識を学んでみることにしましょう。

雅楽とは…?

1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽のこと。
5~9世紀にかけて、朝鮮半島や中国大陸から渡ってきた
楽器などを融合して完成したものをさすといわれています。

奈良や平安時代には、宮廷や寺院、神社などの行事や儀式で、
盛んに演奏されていました。その後宮廷音楽へと発展を遂げ、
現在は日本各地の神社やお寺のお祭りでも鑑賞することが出来ます。

現存する合奏音楽として、世界最古の雅楽は今再び、
歴史的価値や音楽的価値が高く評価され、世界に広がりつつあります。

雅楽で使われる楽器

現代の音楽では管楽器、弦楽器、打楽器ですが、
雅楽も同じように、似た楽器を使用します。
ただ、呼び名が違います。
管楽器は吹物、弦楽器は弾物、打楽器は打物です。

●吹物の種類

鳳笙(ほうしょう)
篳篥(ひちりき)
神楽笛(かぐらぶえ)
龍笛(りゅうてき)
高麗笛(こまぶえ)

●弾物の種類

琵琶(びわ)
箏(そう)
和琴(わごん)

●打物

鞨鼓(かつこ)
楽太鼓(がくだいこ)
鉦鼓(しょうこ)
三ノ鼓(さんのつずみ)
笏拍子(しゃくびょうし)

となっています。とりわけ、雅楽の音のなかで印象的なのは、
鳳笙(ほうしょう)でしょう。
多重音声で聞こえる不協和音が、実に豊かで深遠な響きをもたらしてくれます。

演奏形態について

雅楽の演奏形態には三つあります。

●歌謡

雅楽器の伴奏でうたうものです。種類には、国風歌(くにぶりのうた)や、
催馬楽(さいばら)、朗詠(ろうえい)があります。
あけの会で歌われている「七福神祝詞」はこの朗詠にあたるものですね。

●管弦

管弦は大陸系の雅楽器を演奏する楽器合奏で、主に舞楽で使われます。
編成は三管両弦三鼓と呼ばれる返済が基本となります。
調子(トーンの高さ)は平調、双調、盤渉調などの六種類がありますが、
よく使われているのは四種類のようです。

実際は季節によって使い分けているようで、
春は双調(そうじょう)で、音にするとソ音。
夏は黄鐘調(おうしきちょう)で、ラ音。
秋は平調(ひょうじょう)で、ミ音。
冬は盤渉調(ばんしきちょう)で、シ音。
こんなふうに、季節の移り変わりに合わせて、トーンも変え、
雰囲気も変えていたんですね。
繊細で深い祖先たちの感性が、垣間見られるようです。
実に面白いですね。

…と、一気に綴りましたが、
夏の終わりの夜を、
優雅な雅楽の音色と共に過ごしてみましょう!

なお、あけの会では、
主に、創作舞楽である、「あけのうた」や「むすびうた」など、
平成生まれの雅楽曲を通して、研修を行っている文化団体です。
舞楽のお稽古や奉納、また、
広く和の学びを進める中で、
常に進化する歴史と伝統の一助を担えればと思っています。
御一緒に進む仲間を常時募集していますので、
ご興味のある方は、ご連絡くださいね。

なお、秋には、10月21日に名古屋にて、
秋の集いがございます。
一部の一般募集は、すでに満席ですが、
二部の五周年特別記念講演は、
まだお席にゆとりがございます。

内容は、数冊御一緒した数霊の本の共著者、
深田剛史さんとのコラボ講演になります。
タイトルは、「令和の時代と神の暗号―数霊」で、
内容は、

●数霊とは何か?
●神の暗号の世界とは?
●数霊からみた令和の意味
●古神道と数霊
●暮らしに活かす数霊
●数霊の世界から物事の本質を読み取る
●素粒子世界と数霊、そして意識の世界

などについて、それぞれの講演をしたあと、
対談にて語り合う予定です。
夜の講演となりますが、ご興味のある方、
ぜひご参加くださいませ(名古屋駅前にての講演です)
http://www.akenoutagagaku.com/autumn2019/#part2

それでは今月も、
健やかに楽しく過ごしてまいりましょう。
皆様、どうぞお元気でお過ごしくださいね。
Ciao ciao! (またね、の意味です)

はせくらみゆき

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