サンプルイメージ

はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2021年9月

皆様、こんにちは。
お元気ですか?
九月、長月となりました。
今年はいつもにも増して、
早く過ぎ去るように思いますね。

皆様の八月はいかがでしたか?
私は、少しの間でしたが、
実家のある北海道の方へと出かけました。
まだ親が元気でいてくれるのが、
有難い限りです。
86歳の老齢ですが、
それぞれ床屋さんとパーマ屋さんを
やっているのですよ。
勤続60年なのだそうです。
すごいことだなぁと思います。

私の方は、ここ最近、
ますます健康オタクに磨きがかかったようで…、
日々のスクワットと気功、
そして松葉粉+時々竹炭粉をいれて
酵素とミネラルを入れた
手作りドリンクや、
梅エキスの摂取、
生活リズムを調えること、
そして、
たくさん笑って楽しむ!
ということを意識しながら、
過ごすようにしています。

おかげさまで、
元気に過ごしております。
夏の疲れが出やすいこれからの季節、
皆様もどうぞ、体調管理は万全に、
かつ体力アップをしながら
健やかな毎日をお過ごしくださいね。

ところで、最近、
外に出るとみかける蝶々を眺めたときに、
いつも思い出すことがあります。

それは「イマジナルセル(細胞)」のこと。
成虫細胞ともよぶものなのですが、
芋虫がさなぎになると、
出てくる細胞のことです。

最初は芋虫の細胞のほうが優勢なので、
イマジナル細胞が出てきても、
ドンドンつぶされてしまうのですが、
それでもめげずに生まれ続けて…、
あるときに、芋虫のほうの免疫細胞が、
それをつぶさなくなるのです。

そうすると今度は、イマジナル細胞が優勢になり、
中がどろどろにとけて、
(だからさなぎの中身は水分なんです~)
そこから、蝶になる準備をはじめます。

芋虫の時に見えた風景
さなぎの時に見えた風景
蝶の時に見えた風景
きっとみんな違うはず。

そして私たちは今、
芋虫からさなぎへ、
そしてさなぎから蝶へと、
飛び立つ準備をしているのだ、
ということを、ひらひらまう蝶々をみながら、
思いを馳せるのであります。

とりわけ、さなぎから蝶が生まれるとき、
蝶になりたくないよーといって、
最後まで抵抗して、どろどろになった
細胞たちもいるそうなのですが、
その子たちがどうなるかってことも
お伝えしたいと思います。

その細胞さんたちは、
蝶さんたちの栄養になるんですって。
…おおっ。

というわけで、
たぶん私たちは今、一人ひとりが、
この星のイマジナル細胞になっているんじゃないかな、
ってそう思うのです。

イマジナルというのは、イマジンを連想させますね。
つまり、想像力。
願いや希望、そうした未来の雛形が、
新しい地球人類のイマジナル細胞として、
この星に、静かに、確かに根付いている最中を、
私たちは今、観ているのではないかと思えてなりません。

いろいろあるけれどね、
そのいろいろもすべて力に変えられる。
それが私たちの底力なのだと思うのだよ。

では、蝶つながりで今月の雅楽を。
九月の雅楽は私の大好きな稚児舞である、
迦陵頻(かりょうびん)をご紹介したいと思います。

始めてこの舞を観た時に、
ちょっと不思議な感覚になり、胸が締め付けられるような、
懐かしさでいっぱいになったのです。
というのは、「あ、これ知っている!」と身体が勝手に
動き出したのがびっくりしました。魂の記憶なのかなぁ…(笑)。
とてもかわいらしい舞なので、ぜひご覧になって下さいね。

それでは今月も、良き日々をお過ごしください。
どうぞお元気で!

あけの会  はせくらみゆき 拝

謡バージョン「あけのうた」冒頭 コチラをクリック!
雅楽バージョン「あけのうた」冒頭 コチラをクリック!
和心を学ぶあけの会メルマガ
入会のご案内〜詳しくはこちら
ことのは通信
CD「ことほぎ」の購入はこちら
七福神祝詞
▲ あけのうたを通じて心の岩戸を開いてくれる神社 枚岡神社
▲ はせくらみゆき オフィシャルHP
はせくらみゆきオフィシャルブログ▲ はせくらみゆきオフィシャルブログ