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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2022年9月

皆様、こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか?
毎日うだるような暑さの夏ではありましたが、
最近は暑さの中にも、風が秋の気配を連れてきて、
時は正確に刻んでいるんだなぁということを想います。

私の方は先月下旬に久々のフィレンツェに戻り、
置きっぱなしにしていた荷物の整理をしたり、
どうしても持ち帰りたかったものをトランクに入れ直したりして、
短いながらも充実した渡欧をしてきました。

治安が悪くなったと聞くので、覚悟していったのですが、
実際行って見ると、住んでいた頃より安全な感じがしました。
…というのは、切符売り場の周りや観光地、
洗面所まわりには必ずいた、危ない雰囲気の方々を、
ほぼ見る事が無かったからです。現地の方に、どうしていないのかしら?
と聞いたら、そもそも、その方たちの対象となる方々…
つまりスリなどの「カモ」となる人たちがコロナ禍で激減したので、
いつのまにかいなくなったのかしらねぇ? ということでした。。

それにしても、日本人にほぼ出会わないフィレンツェは、
はじめてのことでした。
観光地で有名なベネチアにも足を運びましたが、
そこでも日本人だと思える人に出逢ったのは1組だけでした。
やはり帰国前72に時間以内の例の検査が響いているのでしょうか。
確かに「妖精」(字を変えています…笑)になってしまうと、
その後、現地にて7~10日の隔離となるため、
万が一(と言いつつ、結構起こりえることらしい)そうなった場合の、
様々な対応やマネージメントが大変なのだと思います。

今回、なぜ躊躇なく行くことを決断したソースといえば、
やはり、内なる叡智との対話でした。
心の奥の聖なる場所に向かって「私は行きたいです」といい、
内側は「はい、どうぞ」といいました。
それ以上でも、それ以下でもなく、内なる導きに素直に従い、
チケットを取り、通っていた美術学校近くの宿を予約したのです。

けれども、やはりPCR検査の結果が近づくにつれて、
心がざわめき、もしポジティブだったら、何かと面倒だな
という不安もよぎった中、自分の中で、
「どっちに転んでも、最高のことしか起こっていない」
と言い聞かせ、心を落ち着かせるように意識したのでした。

で、出発前日の夜、無事、
メールにネガティブのお知らせが届いた時は、
やはりホッと肩の力が抜ける気がしました。
結構ストレスだったんだなと、あらためて気づいた次第です。
面白かったのは、「ネガティブ」という言葉に、
大いにポジティブな反応を示すことが笑えました。

とまあ、そんなこんなで無事帰国したわけですが、
フィレンツェの街角にある本屋さんでは、
小さいけれどもきちんと日本コーナーがありまして、
その中には、禅や日本人の暮らし、神、寺院、神社など、
西洋の人たちが日本にどんなイメージを持っているのかを、
垣間見ることが出来て興味深かったです。
また、スーパーに行くと野菜コーナーには、
「MOYASHI」が売っていたり、
また、もう少しすると「CACHI」(柿)が並んでいたりするので、
またそれも「いと、おかし」だなぁと思いました。

さて、メルマガ会員の皆様には、
先日のメールにて、秋の集いの一般様の御参加についての
お誘いをさせていただきました。
少々長くはなりますが、その内容を最後に記載しておりますので、
ご興味のある方はご参加いただけたら幸いです。

では今月の雅楽をご紹介します。
初秋の気配を感じながら聴く雅楽も、
雅で美しいものですね。

日本の伝統音楽—雅楽 平安のオーケストラ
演奏 宮内庁楽部

雅楽を聴くと、
一瞬で時空間が変わる気がいたします。
私は時々、1000年の時を超えた音色を楽しみながら、
悠久の時の流れと音と音の中にある光を感じながら
うっとりしています(笑)。

それでは皆様、どうぞお元気でお健やかにお過ごしくださいませ。
来月の通信でまたお会いいたしましょう。

はせくらみゆき 拝

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