
皆様、こんにちは。お元気ですか?
月日の経つのは早いもので、あっという間に師走ですね。
これから年末に向けて、何かと忙しくなると思いますが、
どうぞお体にはくれぐれもご自愛くださいませ。
当会では本年、一度はコロナ時期で中止になってしまいました、
伊勢神宮勾玉池での御奉納に向けて、邁進していく一年でもありました。
実際は、御奉納としてはあまりない、大人数での群舞の型なのですが、
無事終えることが出来ました。
御奉納では、水面が鏡のように映し出される中、
一人ひとりが、心を合わせながら各自の「守分」をやり抜く姿を見て、
胸をうたれるものがありました。
11年の想いと学びの総決算だったのかもしれません。
さて、日本語の表現の中で「和える」という料理法がございます。
そう、「白和え」などに表現される「和え物」の和えるです。
それらは、一つひとつの素材でも美味しくいただくことができますが、
和えることによって、さらに複雑な味わいと深みを楽しむことが出来ます。
この「和える」は「混ぜる」と違って(テリーヌなどのように)、
原型が無くなるわけではないのです。原型の素材を生かしながら、
かつ、まとまることにより、さらなる美味しさのハーモニーが生まれる。
これが「和える」の世界です。もちろん、「混ぜる」が下で、
「和える」が上だといった二項対立のお話をしているわけでは
ございません。和えるもよし、混ぜるもよしの世界の中で、
日本は、前者を好む傾向にあるのではないかという傾向値のお話ですが、
さすが「和」の国といわれるこの国の国民は、
食するものにも「和」の概念が使われるのだなぁと思い、興味深く感じられました。
あけの会の「神楽」を通しての「和える」世界―その中心にあるのが、
「天意に沿う生き方」であり、天意(神意識・本質・真理)を皆、
中心に抱きながら、中心=中神から生きること。
その共通なる想い…「ヒ」の世界を共有することによって、
自ずと、自然に、調和の世界へと導かれていく。この学びを、
皆様と共に、様々な行事やお勉強を通して、行じているのだと感じます。
来年、当会は12年目を迎えます。本当に月日のたつものは
早いものだなぁと思います。
来年は丙午(ひのえうま)で、午年ですね。
疾走と駆け抜ける我の如く、勢いをもって、
朗らかに逞しく進んでいけたらいいなと思っております。
もし、気になる方は、時折、メルマガ様のご参加枠のある
行事などもございますので、ご参加いただければ嬉しく思います。
それでは最後に、今月の雅楽をご紹介いたします。
実は現在、沖縄からこの通信を記しているのですが、
沖縄の伝統的な音楽も実に美しく雅であります。
せっかくですので琉球の古典音楽である、
「首里城の地謡―かしかき」をご紹介したく思います。
数年前に焼失してしまった首里城ですが、
来年、復帰し、再び蘇るとのことです。
青い海に囲まれた琉球―沖縄の平安と弥栄を思いながら、
古くから伝わるこれらの謡を聴くと、言葉を超えた深い思いが
湧きあがってきました。よければどうぞ。
それでは、今月もどうぞお元気でお過ごしくださいませ。
師走の日々を楽しく、駆け抜けてまいりましょう。