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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2023年9月

皆様、こんにちは。
お元気ですか?
9月、長月となりました。
今年はいつもにも増して、
早く過ぎ去るように思いますね。

皆様の8月はいかがでしたか?
雨風が吹いたり、暑かったりと、
なかなか忙しい月だった感じがしますが、
私自身が故人を偲ぶお盆が、本当に新盆となり、
父を見送りました。
長女の私は、まだ少し落ち着かないのですが、
人生のクロージングを見事に見せてくれた父に、
やはり「天晴れ」という言葉をもって、
次なる世界の旅立ちを応援したいと思います。

さて、会員の皆様はご存じなのですが、
私は結構な健康オタクです(笑)。
毎日のルーティンとして、日々の運動は欠かせません。
特に、今やっているこの会の中で、
舞楽の稽古もしているのですが、
美しい舞を舞うには、実際は、
体幹の力と筋肉、バランスなど、
三次元的にも丈夫な肉体を作っていなければ、
細部にまで意識を至らせることも出来ませんし、
また声を出すにも、やはり体力がいりますものね(笑)。

というわけで、つい先日、
古武道を基本に、かつての日本人が意識していたであろう、
気骨ある人間を育てる身体づくりをお伝えしている先生に、
稽古をつけていただいたのですね(←やっぱりアスリート系!?)。

そこで学んだことを少しシェアしたいのですが、
そもそも体の旧漢字字体が驚きでした。
それは、骨が豊かと書いて「體」だったのです。

つまり、かつての日本人は、
表面についている筋肉に意識を向けるのではなく、
見えないけれどもしっかりと支えてくれる大切な
「骨」のほうにこそ、意識をむけていたのだということ。

実はそうした「骨」こそが、
エネルギーであり熱源そのものだったのです。
それがある人のことを「気骨ある」という表現になるとのこと。

骨に気(エネルギー)が入っている状態、
そうすると無理なく自然に体が、
最小の動きで最大限の効果が生まれるようになるとのことです。

今回は特に、舞に必要な体の使い方や鍛え方、
そして腰痛や肩こり、柔軟性、そして小顔術(笑)などを、
実技で教えていただきましたので、
機会を見つけて、皆様にお伝えできたらと思います。
(それまでにちゃんとマスターしなくっちゃ)。

また、骨を養う栄養面からいうと、
カルシウムをせっせととることを意識するよりも、
まずは、おひさまの光に当たること。
特に朝の光は秀逸なのだそうです。
そうしてビタミンDを自然に取り入れることで、
丈夫で逞しい骨が養われていくそうです。

日の本、日の丸、おひさまの国。
やっぱり太陽の子である私たちは、
お日様の光に護られながら、身体の内側にある
芯(骨)も豊かになって、體が出来ていくんだなぁと思うと、
自然の一部として、私たちも出来ているんだなぁと思いました。

さて、今月の雅楽です。
夏のお疲れも出るころかと思いますので、
丹田にビンビン響く、和太鼓の音色はいかがでしょうか?

舞太鼓あすか組の和太鼓―百花の乱

内側にある力が呼び覚まされて、
なんだか元気がむくむくわいてきそうです。
やはり和太鼓の響きは魂に直結するものがありますね。

また、最近は少しずつ、
あけの会としてのYoutube番組で、
日本人の精神性や文化、言葉について語っていますので、
よろしければ、ご覧になって下さい。

ことのはチャンネル あけの会 はせくらみゆき
https://www.youtube.com/@user-ts2lm9no4p

今月もお元気でお過ごしくださいませ。
それではまた失礼いたします。

はせくらみゆき

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