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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2020年11月

皆様、こんにちは。
お元気でいらっしゃいますでしょうか?
今年は、秋には大変になるだろうといわれていた
台風の接近もあまりなく、
おだやかな秋を迎えておりますね。

そんな天の気に想いを馳せるたびに、
大いなる宇宙の計らいとして、
心を騒めかせるものを送りませんので、
今のこの時期を、しっかりと次に備えるべく、
準備を整えてくださいね、と
言われている気も致します。

さて、今年も残すところあと二か月余り。
あっという間に駆け抜けていった感のある、
令和二年ではないでしょうか?

外の情報に目を向けていると、
やはりこの先どうなってしまうのだろう?
という懸念も無きにしも非ずですが、
さらに大きな視点をもって、
その時々に起こる出来事に、
臨機応変に向かい合いながら、
一番良いと思ったことを実行に移していく、
それを淡々とやっていく、ということになるのかな、
と感じております。

それで、最近私自身が意識していることがあるので、
ご紹介できたらと思います。
それは「姿勢」を意識する、ということです。
小さなことから大きなことまで、
フラクタルで繋がっているのであれば、
自分でコントロールできるものは、
自らの身体の立ち振る舞いである、ということになります。

それで、具体的には、
座るときの意識を、
水の中に静かに沈んでいくイメージを、

立つ時の意識は、
一筋の煙が立ち上るようにスッと立つイメージを、

どちらも身体を真っすぐに、軸を定める。

また、立っている時は、
丹田を意識しながら、
お尻をキュッと引き締めて、
大地に日本の足から根が生えていくように、
両足を大地につけ、
天から降りる糸と繋がっているイメージで、
立っている。

そのような気持ちをもって、
日々を過ごしていきたいなと思っています。
(何気ないことばかりですが、
その小さな一つひとつの積み重ねの中に、
世界が拡がっているのだと感じております)

では、今月の雅楽をご紹介いたしますね。

今月は、明治天皇のお誕生日(11月3日)と、
その明治天皇と昭憲皇太后がお祀りされておられる、
明治神宮の御遷座百年祭がある月です。

11月1日には、それを記念して作られた舞楽、
「常久の舞」が初披露されるとのこと、
どんな舞なのでしょう? 今からわくわくしています。

YouTubeなどで、アップされましたら、
また皆様にご紹介できたらと思っておりますが、
今月は、その明治神宮で奉納されました、
野外での舞楽をご紹介いたします。

雅楽 2016春 明治神宮 宮内庁楽部 右方還城楽

こちらの映像は、
子どもたちの声がきこえたり、騒めきがあったりと、
自分もまるでそこに参加しているかのような動画となっております。

演奏曲は、
1 小乱声
2 陵王乱声(出手)
3 還城楽音取
4 還城楽(当曲)
5 安摩乱声(入手)
の順番です。

少し長めなので、ご覧になる時間がない時は、
たとえばBGMとして
音楽を感じてみるのもありかも。

それにしても、陵王が出てくるときの音、
「トン、トン、トッ、ト、ト」
というリズムは、最高ですね。
私はいつもこの節を聴くたびに、
何かこれから始まりそうな、
そして、さあ、いくよぉ~、という気分になるのです。

世界最古のオーケストラでもある、
日本の雅楽の音色を、
ぜひ身近に取り入れて、
ますます麗しく優雅に、
暮らしを楽しんでくださいね。

最後になりますが、今月の(社)あけのうた雅楽振興会では、
11月3日に話題のドキュメンタリー映画を次々に発表されている、
映画監督―白鳥哲監督
https://officetetsushiratori.com/profile.php
をお迎えいたしまして、
はせくらとのスペシャル対談を開催する予定です。

前回(春)は、東大名誉教授の矢作直樹先生をお迎えして、
なかなか外では語りづらいさまざまなテーマについて、
熱く討論を致しました。

今回、白鳥哲監督とは、どのような展開になるのか、
今からドキドキしております。
きっとたくさんの気づきと発見があるのではないかと
思っております。

また、来月は、稽古納めと忘年会があったりと、
コロナ禍の中ではありますが、
さまざまに工夫を重ねながら活動をしております。
もしご興味がある方は、お気軽に事務局に
お問い合わせいただけたら幸いです。
https://www.akenoutagagaku.com/

それではどうぞ今月も
佳き日々をお過ごしになられますように。
皆様の弥栄を心より祈念しております。

はせくらみゆき

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