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はせくらみゆきのマンスリーことのは通信

あけの会 マンスリーことのは通信2020年12月

皆様、こんにちは。
お元気でいらっしゃいますでしょうか?
今年も残すところあとわずかとなりましたね。
もうびっくり!

なんだか今年は、コロナで始まって、
コロナで終わるというほどに、
コロナ一色で、日本中が、いえ、世界中が、
振り回されてしまった一年になろうとしていますね。

そうした意味では、
「まさか」が、「まさかではなかった」一年に、
なってしまったのかもしれません。
けれども、もう少し高い視点から感じてみれば、
これもまた、必然の偶然といえるのかも、
と思っています。

少なくとも、今までの暮らしのスタイルが、
立ち行かなくなってきたことは、確かなのだと思います。
もちろん、ビフォーコロナに至るまで培ってきたもの―それはそれで、
素晴らしいところがたくさんありましたし、
長年慣れ親しんだものなので、
そのまま踏襲できなくなることは、心苦しくもなります。

とはいえ、時代は常に動いているもの。
少なくとも、経済優先のみでいのちがなおざりになってしまう
生き方から、やはり、いのちあっての暮らしだということに、
舵を切り替えざるを得なかったことは、
いのちの観点から見ると、よかったのではないかと感じます。
あらためて、
何をするか、誰とするか、何を残すか、捨てるか、
どこに住むか、どう過ごすかなど…、
何を優先順位としながら、どう選択して人生を謳歌していくのかを、
全世界の人々が一斉に再考していく時期を迎えているのだと思います。

いずれにしても、時代の変容が、
加速していることに間違いありません。
それに伴い、国際情勢や社会情勢、天変地異など、
いろいろと気になるところもありますが、
私たちが出来ることは、外の出来事を観察しつつも、
日々の暮らしを丁寧にフラットに、淡々と進んでいくこと、
ではないかと感じています。

もっと具体的に言うと、
(これは私の最近の努力目標←出来ている、
というわけではない(笑))
「心を揃えて生きる」ということ。

どういうことかというと、
「動作」にあわせて「心」を揃えて(動作に意識を向けて)
その、今できる一つのことに、
気持ちを向けてみる。
ということです。

たったそれだけで、暮らしの充実度が、
ぐーんと上がっていくんですね。
とはいえ、すぐに忘れてしまうのですが、
想い出した時に、心を揃える、と心でつぶやきながら、
行為を行うように意識しています。

同様に、心を揃えることによって、
物の居場所も落ち着くんですね。
たとえば、
●あるべきところにものを戻すようになる。
●二つあるものは(靴やスリッパなど)揃えておくようになる。
●曲がったものを真っすぐ揃えるようになる。
などです。
また、対象物に意識を向けるので、
料理もおいしくなりやすい気がいたします。

12月は、師走と呼ばれ、
私ももうすでに、何かとせわしなく、
忙しい日々となっているのですが、
だからこそ、「心を揃える(+心を添える)」と
意識しながら過ごしていきたいなと思っています。
すると、結果として、
日々の暮らしの質の向上が、すなわち、
自身から広がるその空間が、
振動数の高い電磁場フィールドを形成することになり、
コロナさんにもかかりにくくなるのではと思うのです。

いずれにしても、今年の総括、総決算のような月となります。
来年から始まる、令和三年が、素晴らしき日々となるよう、
心と身体、生活空間の調えをしつつ、
一か月かけて、整えていきましょうね。

さて、最後になりましたが、
今月の雅楽をお届けします。
12月の雅楽は、いつもより拡大バージョン(笑)で、
二種類の動画をお届けします。

一つめは、めずらしい西洋音楽を、雅楽に興したもの。
なんと、楽曲はクリスマスにちなんだものです。

(動画の2分11秒より曲が始まります)

そして二つめは、私も時々見返すのですが、
宮内庁式部職楽部雅楽の方の貴重な映像で、
2012年エディンバラ国際フェスティバルで、
雅楽を披露された時のドキュメンタリーです。

舞楽の面やお稽古の様子、舞台裏なども含め、
世界に誇る伝統芸能を継承されていく真摯なる様子が、
ぐっと胸に迫ってくる動画です。
少し長めの動画(41分)ではありますが、
雅楽の全体像とその精神性の深さを感じられる動画
(もちろん楽曲も)となっておりますので、
お時間のある時に、ぜひご覧になってくださいね。

それでは今月も、佳き時をお過ごしください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
どうぞお元気で!

はせくらみゆき 拝

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